メルケル独首相がファーウェイ5G参入に突き付けた前提条件―米華字メディア

Record China    2019年2月6日(水) 13時50分

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5日、米華字メディアの多維新聞は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が次世代通信規格5G市場に参入することに対し、立場を表明する国が相次ぐ中、ドイツのメルケル首相が見解を示したと報じた。写真はファーウェイの広告。

2019年2月5日、米華字メディアの多維新聞は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が次世代通信規格5G市場に参入することに対し、立場を表明する国が相次ぐ中、ドイツのメルケル首相が見解を示したと報じた。

記事はロイター通信の5日付報道を引用。訪日中のメルケル首相が慶應義塾大学で学生と議論した際、ファーウェイについて、中国政府にデータを引き渡さないとの保証が得られない限り、ドイツの5G通信網構築には参加させないと述べたことを紹介した。

メルケル首相は、「セキュリティー上の懸念があり(ファーウェイが)国にデータを引き渡さないようにするため、中国政府と協議することが重要だ」と発言したという。

記事は、「米政府は、このIT界の巨人が中国政府と緊密すぎる関係にあることを懸念し、同盟国の通信事業者にファーウェイ製品を排除するよう説得を試みている」とした上で、「ドイツ政府は、安全保障上の理由で他国に追随してファーウェイの製品を排除するかどうか結論を出していない」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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