中国のスポーツメディア・網易体育は3日、日本代表の長友佑都がワールドカップ（W杯）出場に危機感を示したことを報じた。ネットユーザーからは数百件のコメントが寄せられるなど、注目が集まっている。

1日に行われたアジアカップ決勝で、日本はカタールに1—3で敗れ優勝を逃した。平均年齢は日本より若く、決勝にも日本（中3日）より厳しい中2日で臨んだ相手に完敗だった。長友は、カタールの他にもUAEやイラクが台頭していることに触れ、「次のW杯に出られるかは分からない」と危機感を示した。

これに対し、中国のネットユーザーからは「W杯に出られるか分からないって？中国代表はもう（出られないことが）分かってるよ」「日本は寝そべってても出場できる。中国はひざまずいても出場できない」「やっぱり中国の方がいいね。危機感なんて抱く必要がまったくないんだから」「中国選手は楽だな。W杯に出場できないことを心配する必要がまったくないんだから（出られないと決まってる）」など、低調なパフォーマンスが続いてきた中国代表を皮肉るコメントが殺到した。

また、長友の口から中国の名前が挙がらなかったことに関するコメントも多く、中には「中国は名前を挙げてもらう資格があるとでも？」「もし中国をライバルとして挙げるようになったら日本サッカーも終わりだからな（笑）」という声まで寄せられ、相変わらず自国代表には厳しいようだ。（北田）