2013年1月14日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、中国の首都・北京市における首都第2空港の建設に700億元（約1兆円）に上る建設費が投入されることが明らかになった。この新空港は全体が完成する2025年には年間旅客数が7000万人に達すると見込まれている。

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新空港建設の計画は2012年12月22日に国務院（内閣に相当）の批准を受け、今年に入って計画がスタート。2013年には建設工事が全面的に開始され、2018年の開港が予定されている。ロンドンには5カ所、パリには2カ所など、多くの国で首都には複数の空港が存在しているが、北京にはこれまで北京首都国際空港しかなかった。

北京首都国際空港は取扱量がすでに飽和寸前となっており、新空港建設の用地確保は2008年から行われていた。北京首都国際空港は市北部に位置しているが、新空港は南西部に建設される計画で、両空港とも首都機場公司（会社）が運営・管理を行うことになる。新空港は滑走路が全6本建設される予定で、第1期工期では4本建設されるという。（翻訳・編集/岡田）