世界最高330mの観光用屋外エレベーター、環境保護を訴える人から反対の声も―湖南省張家界

Record China    2013年1月16日(水) 12時31分

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12日、中国湖南省張家界市の観光区にある世界で最も高い屋外エレベーターが物議を醸している。

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2013年1月12日、英紙デイリー・メールによると、中国湖南省張家界市の観光区にある世界で最も高い屋外エレベーターが物議を醸している。人民ネットが伝えた。

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エレベーターは1999年に着工し、2002年に完成した「百竜観光エレベーター」。2002年から運行されたが、安全上の問題で一時閉鎖され、2003年に再び運行が開始した。エレベーターは高さ330mで、建造に約1億2000万元(約17億円)が費やされた。1度に50人を積載でき、1時間毎の運送人数は1380人に達する。観光客は登るのに2時間かかる距離をわずか1分で移動でき、エレベーター内から張家界市全体を一望できる。

一方、エレベーターが観光客の増加につながるとの肯定的な意見に対し、同市は毎年500万人の観光客が訪れており、これ以上観光客を引き寄せる要素は必要ないとの否定的な意見もある。また、環境保護を訴える人からは、同エレベーターが世界遺産保護区の中心地帯に建造されていることに反対する声も上がっている。(翻訳・編集/内山)

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