認定ジオパークの自覚なく金儲け優先、保護や教育はおろそか=有名観光地、認定取り消しの危機―中国

Record China    2013年1月15日(火) 0時13分

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13日、南方日報は、張家界、廬山、五大連池などの世界ジオパーク認定が取り消される可能性があると報じた。観光収入をあげることばかりに血眼になって、大事な保護や教育を怠っていたことが原因だ。写真は張家界。

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2013年1月13日、南方日報は、張家界、廬山、五大連池などの世界ジオパーク認定が取り消される可能性があると報じた。

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ジオパークとは貴重な自然遺産を有する公園を指し、2004年より世界ジオパークネットワークによる認定が始まっている。中国では2004年に張家界、廬山、五大連池が認定されたが、認定10年を迎える2014年を前に再評価を受けることになる。

ところが先日、ユネスコから警告があったという。科学知識普及などの面で不足があったという指摘だ。ジオパークは自然遺産の保護、科学知識の普及、そしてジオツーリズムの推進が柱とされているが、中国では観光収入をあげることばかりに血眼になって、保護と教育がおざなりにされるケースが目立つ。このまま改善されなければジオパーク認定取り消しということも考えられるという。(翻訳・編集/KT)

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