中国競泳のエースが永久追放の可能性も?本人は「事実に反する」と主張、ネットでは疑問の声も

Record China    2019年1月28日(月) 14時40分

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27日、新華社は、中国の競泳選手・孫楊がドーピング検査規則違反で永久追放になる可能性があるとの報道に対し、本人が弁護士を通じて無実を主張したことを報じた。写真は孫楊。

2019年1月27日、新華社は、中国の競泳選手・孫楊(スン・ヤン)がドーピング検査規則違反で永久追放になる可能性があるとの報道に対し、本人が弁護士を通じて無実を主張したと報じた。

記事によると、英メディアは先日、昨年9月に浙江省の孫の自宅でスウェーデンに本部を置く国際ドーピングテスト管理機関(IDTM)のドーピング検査が行われた際、検査員の資格に疑問を感じた孫と検査員の間で衝突が起き、孫の母親が警備員に採集した血液瓶をハンマーで破壊させるトラブルがあったと報じた。

英メディアはさらに、「国際水泳連盟(FINA)の反ドーピンググループが関係者から事情を聴取したうえで、孫に責任はないとの裁定を下したものの、反ドーピング機関が上訴すれば、孫が最悪永久追放の処分を受ける可能性がある」などと報じた。

この報道に対して孫は27日、弁護士を通じて「検査過程では検査員が多くの規定違反をしており、FINAもすでに規則違反をしていないと裁定済み」とし、報道は事実に反すると主張した。中国中央テレビ(CCTV)によると、中国水泳協会も27日に同じ内容の声明を発表している。

中国のネットユーザーからは孫を支持する声が多く寄せられた。また「名声に傷をつけられたら、どうやって賠償するつもりか」との意見も出ている。一方で、一部のユーザーからは「規定に違反していないというのに、どうして反ドーピング機関が上訴する可能性があるのか」「暴力を振るってまで検査を拒否しなければいけなかったのはなぜ?」など、疑問の声も出ている。(翻訳・編集/川尻

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