女性の貞操にこだわる中国、処女膜再生手術が流行―独メディア

Record China    2013年1月10日(木) 12時21分

拡大

7日、結婚相手となる女性の貞操に多くの男性がこだわる中国では、毎年多くの女性が処女膜再生手術を受けているという。写真は人工処女膜。

(1 / 2 枚)

2013年1月9日、環球時報によると、独紙デア・シュピーゲルは7日、政府が道徳キャンペーンを展開するなか、性産業が急速に発展している中国を「矛盾に満ちた21世紀」と報じた。

その他の写真

「どうやって新婚初夜をごまかそうか?」―これが中国の若い女性にとって最も気になる問題だ。なぜなら中国の夫たちは、妻にとって「初めての男性」であることを望むからだ。そこで毎年おびただしい数の女性が処女膜再生手術を受けることに。貞操観念は中国人の心理的ギャップとなっている。

路上には魅力的な女性が描かれた広告看板があふれ、ネット上には自らの性体験をあからさまにつづったブログが多く、裕福な男性は愛人を囲う。これが今の中国だ。10年の統計によると、若者の20%が同棲を経験しているという。一方で多くの中国人はとても保守的だ。学校の性教育は現実からひどく遅れており、露骨な性描写のあるテレビ番組は中国政府の処罰の対象になる。

中国の道教では陰と陽のバランスをとるため、性は健康と長寿の秘訣だった。しかし17世紀に入ると、ポルノチックな文学や絵画は人々の目の前から姿を消し、新中国成立後は男女とも同じような服を着て、化粧やアクセサリーなどは禁じられていた。改革開放政策後、再び自由を手に入れた中国では「三陪(一緒に食べ、飲み、眠る女性)」や、電話一本でやってくるデリヘル嬢など、性サービスに従事する女性が出現。中国政府はたびたび「掃黄(性産業撲滅運動)」を実施しているが、その効果は全く現れていない。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携