Record China 2019年1月26日(土) 10時30分
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セガ・インタラクティブとコナミアミューズメントの共同展開するアミューズメント向けマルチ電子マネーサービスが、アリペイやウィーチャットペイに対応することになる。写真はアミューズメント機器での使用イメージ。
中国人消費者向けビジネスの話題が集中した。QRコード決済の導入では、中国で普及したアリペイやウィーチャットペイが先行している。越境ECのインアゴーラは外務省が中国で主催した日本産米のPRキャンペーンに積極参加。LBは日本のメークブランドとして唯一、ファッション誌「RAY」中国版の「年間人気メークブランド賞」を受賞した。
●セガとコナミ、アミューズメント向けサービスでQRコード決済に対応
セガ・インタラクティブとコナミアミューズメントの共同展開するアミューズメント向けマルチ電子マネーサービスが、新たにQRコード決済へ対応する。両社が2019年1月25日付で発表した。
同サービスは、TFペイメントサービスの提供するクラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud(シンカクラウド)」を採用しており、「シンカクラウド」が新たにQRコード決済にも対応することに合わせ、同サービスでもQRコード決済が可能になる。
第一弾として、2019年春には中国のAlipay(アリペイ)とWeChat Pay(ウィーチャットペイ)」に対応。夏以降には「楽天ペイ(アプリ決済)」「d払い」「LINE Pay」「PayPay」など国内のQRコード決済サービスにも順次対応する。
●日中越境ECのインアゴーラ、外務省主催・中国で開催の日本米PRに積極参加
中国向け日本商品特化型越境EC「豌豆(ワンドウ)プラットフォーム」を運営するインアゴーラは、外務省などが主宰する日本米PRキャンペーン「日本大米、美味ニィ的餐卓2019」に積極的に参加している。
同キャンペーンは北京と上海にある多くの日本料理店で特色ある寿司や釜飯、懐石料理などを提供。日本産米を中心とした日本各地の食材の風味や食感、安全性を来店客に直接体験してもらうことで、日本産食品の普及拡大を図る。また、特設サイトを開設し、「日本人は不断の努力で、美味しく栄養があり、安全な日本米を追求してきた」などとアピール。キャンペーン参加の日本料理店を紹介し、日本産米を購入できるECサイトへのリンクも設けている。
インアゴーラは北京市内で17日に開催された同キャンペーンを協賛・出展し、賛同企業11社の日本産食品をPRした。また、キャンペーン全体の協力企業にも名を連ねている。キャンペーン期間は2月11日まで。
●ミニストップ、成田空港第1ターミナル店でアリペイとウィーチャットペイを先行導入
ミニストップは3月に、日本全国の店舗約2200店で、WeChat Pay(ウィーチャットペイ、微信支付)とAlipay(支付宝)の取り扱いを開始する。同社によると先行導入として、成田空港第1ターミナル店で1月24日、同取り扱いを始めた。
中国で普及する支払いサービスを空港内の店舗で先行導入したのは、中国が大型連休になる春節(旧正月、2019年は2月5日)に合わせたという。
●日本ブランド唯一、LBが中国ファッション誌で「年間人気メークブランド賞」を受賞
アイケイ(所在地・愛知県名古屋市)は25日、同社孫会社の艾瑞碧(上海)化粧品(エルビーシャンハイ)の、メークブランド「LB(エルビー)」が日本ブランドとして唯一、日本のファッション誌「RAY」の中国版(瑞麗服飾美容)の2018年「年間人気メークブランド賞」を受賞したと発表した。、
賞の授与は美容の専門家と美容キーオピニオンリーダーが共同で選定し、オフラインでの販売データも選考の対象とする方式という。LBは主力商品である「スマッジジェルアイライナー」が「年間アイライナー賞」をしたので、ブランドとしてダブル受賞になった。
瑞麗服飾美容は月刊で、毎月の発行部数は約40万部。掲載情報の30%が日本版「RAY」にもとづき、残りは中国側の記事制作による。(翻訳・編集/如月隼人)
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