映画「一代宗師」で精魂尽き果て…トニー・レオンが一時休業を宣言―北京市

Record China    2013年1月8日(火) 18時44分

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7日、香港映画「一代宗師」のプレミア上映会が北京市で行われ、主演のトニー・レオンやチャン・ツィイーらが出席した。

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2013年1月7日、香港映画「一代宗師」のプレミア上映会が北京市で行われ、主演のトニー・レオン(梁朝偉)やチャン・ツィイー(章子怡)らが出席した。網易娯楽網が伝えた。

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ウォン・カーウァイ(王家衛)監督の最新作「一代宗師」は、カンフーの一派・詠春拳の達人で、ブルース・リーの師匠でもあるイップ・マン葉問)を描いたもの。時代背景は、民国初期から第2次世界大戦、そして戦後へと続く約50年。カンフー映画を撮るのが長年の夢だったというウォン監督によると、当時の中国拳法界の勢力図をそっくり再現するため、6年をかけて調査を重ね、3年を費やして100人を超える拳法の達人を訪ね歩いたという。その結果、映画では「詠春」「八極」「八卦」「形意」の4大流派がしのぎを削る世界を描いている。

クランクイン以降、迷走を続けて3年がかりで完成した同作。撮影量に対してカットされたシーンがあまりに多く、チャン・ツィイーは「カットされた部分だけで別の映画が作れる。続編が誕生するかも」と話している。八極拳の達人を演じたチャン・チェン(張震)によると、カンフーだけでなく、ウォン監督に危うく京劇を演じさせられそうになったとのこと。「武術はまだしも、京劇なんて10年練習しても歌えそうにないのに」と、こぼしていた。

主演のトニー・レオンは、撮影中に手を2回も骨折。映画のために一滴の酒も飲まず、3年あまりを同作に捧げている。中国では今月8日に公開されたが、その後はプロモーション活動で海外を巡回するため、この作品の仕事が完全に終了するのは今年4月のこと。同作で精魂尽き果てた様子のトニーは、「それ以降は、しばらく休みたい。次回作がいつになるか分からない」と、一時休業を宣言している。(翻訳・編集/Mathilda

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