2013年1月3日、香港における銃規制法の違反疑惑が話題のジャッキー・チェンだが、警察によると今のところ証拠は見つからないという。サウスチャイナ・モーニング・ポストが伝えた。

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ジャッキーは先月、中国の週刊誌「南方人物週刊」インタビューで、過去にナイフを持った約20人に囲まれ、銃2丁と手榴弾6個で対抗したとコメント。これが香港の銃規制法の違反になるとして、警察が動いたため大騒ぎに発展している。

記事によると、警察側は先月末にジャッキーに対する聞き取り調査を行っている。ジャッキーはこれまで通り、騒ぎが起こったのは香港ではなく、インタビューで誤解が生じたと語っているという。同紙が伝える警察スポークスマンのコメントによると、香港でジャッキーが銃所持していた証拠は今のところ見つかっていない。しかし、この騒動についての調査を今後も続けるという。

ここ最近、失言騒ぎを連発したせいでジャッキーの身辺は騒がしい。最新作「チャイニーズ・ゾディアック」の公開時期と重なり、ダメージも予想されたが、中国では昨年末までに興行成績が6億元（約84億円）を突破。台湾でもジャッキー映画としては過去最速のヒットを記録している。ここ数日のジャッキーはダウンジャケットを贈る毎年恒例のチャリティーイベントで元気な顔を見せたり、「ポリス・ストーリー2013」の計画を語ったりと、騒動の影響はのぞかせていない。（翻訳・編集/Mathilda）