Record China 2013年1月5日(土) 8時40分
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31日、米国でビジネスをしている一部の中国系住民は、西洋人にはとても親切な態度で接するのに、同胞であるはずの中国人に対してとても冷たい態度をとるという。
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2012年12月31日、米華字メディアの世界日報によると、中国人の驚異的な消費能力に世界の市場が注目しているなか、米国でビジネスをしている一部の中国系住民は中国人同胞に対して差別的とも思える冷たい態度で接しているという。中国新聞社が伝えた。
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カリフォルニア州に住む中国人のルルさんは、クリスマスイブに家族6人で食事をしようと市内で人気の火鍋店を訪れた。店内は満員だったため、順番待ちカードを手に入れ、列に並んで待っていた。40分後に係員が「もうすぐお席が空きます」と彼女に伝えたが、そこに50歳くらいの米国人男性がやってきて仲間4人と彼女の前に並んだという。ルルさんは彼らがテイクアウトの注文をするものだと思っていたが、係員はその米国人を先にテーブルに案内。ルルさんが係員に文句を言うと「知らなかった」の返事。受付の係員は「あなたたちが先に来たって?でもそれを私に言わなかったでしょ?」と冷たく言い放ったという。
中国人女性の張さんは米国人の友人と飲茶をしようと、なじみの広東料理のレストランを訪れた。いつもは張さん1人でその店を利用するのだが、その際、店員は無愛想そのもの。しかしこの日の店員は愛想よく、自分から張さんたちに話しかけるなど別人のよう。中国人男性の王さんは「テーブルに中国人以外の人間がいたら、その人が優先的にサービスを受ける。中国系のスーパーやデパートのレジ係も、米国人には笑顔を見せるが中国人には笑顔を引っ込める」と証言。
日本人や韓国人の経営するレストランでは、中国人に対する差別的な扱いは見られないという。では、なぜ中国人経営の店は中国人に対して差別的待遇をするのか?店側の中国人は「同胞だと思って親切にすると、後で冷水を浴びせられるような思いをするから」と答える。「米国人の客はいつも笑顔で挨拶してくれるが、中国人の客はこちらが挨拶しても知らん顔。だから話しかけたくない」とレジ係の女性は話す。「高級車で乗りつけてブランドバッグを手にした若い中国人女性は、チップも払わず横柄な態度をとる。とても裕福には見えない米国人の男性の方が、チップはしっかり払うし、誰にでもちゃんと『サンキュー』を言う」と話すマッサージ店の経営者も。学生時代に2年間中華料理店でアルバイトをしたことがあるという中国人男性は「米国人はどんな小さなことを頼んでもチップをくれるし、必要なことは注文の際に1度に言ってくれる。中国人は『お茶が欲しい』『冷水が要る』『爪ようじをくれ』と何度も頼むくせに、チップはケチる。だから中国人客は嫌がられるんだ」と語った。(翻訳・編集/本郷)
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