巨大白ワニがキャンパスに出現、ワニをきっかけに学生の恋がスタート!?―北京市

Record China    2007年3月27日(火) 16時4分

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2007年3月25日、北京市中央美術学院のキャンパスに吊り下げられた、1匹の大きな白ワニ。これは強化ガラスで作られた、在校生による彫刻作品。キャンパスに作品を展示して、意見を求めるのがこの学校の伝統になっているそうだ。

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2007年3月25日午後、北京市中央美術学院のキャンパスに、1匹の大きな白ワニが吊り下げられていた。近づいてみると、そのワニは強化ガラス製の彫刻で、高さは約5メートル。製作者の名前と電話番号が刻まれてあった。

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そばを通りかかる女子大生たちは、ワニについて意見を言い合っている。「目の部分がまだできていないみたいね。もっと工夫した方がいいわ」と1人が言い、別の1人は携帯電話を取り出して、製作者に電話をかけて直接感想を伝えている。このワニの彫刻は学生たちの話題の中心で、意見交換のいい機会になっているようである。

製作者に電話をかけていた女子大生が、電話を切った後「この作品は彫刻学部の4年生が作った作品です。多くの人からアドバイスをもらうため、キャンパスに展示しているんですよ。私たちの学校では、こうやって作品を展示することが伝統になっています」と教えてくれた。この女子大生は、ワニの製作者である先輩と話が盛り上がったようで、「先輩は声としゃべり方が素敵だったわ。日曜日に会いましょうって、誘われたのよ!」と顔を赤くしながら報告していた。それを聞いた仲間たちは、冷やかしながら大騒ぎ。キャンパスに作品を展示するのは、意見交換だけではなくて、恋のきっかけになっているのかもしれない。(編集・饒波貴子)

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