今後の新疆の変貌について小島氏は、「新疆は中国の一部であり、西のエリアの中で最北部に位置している。新疆には様々な民族が住んでおり、中央政府は新疆の安定的な発展を非常に重視し、大量の資金が投入されて大発展を続けている。街中にラクダや羊がいた状況から、今では北京や上海と変わらぬレベルの暮らしができるようになっており、新疆の人々の暮らしは激変し、天と地がひっくり返るほどの大発展を遂げた」とした。また、今後の新疆の発展については、「新疆はロシアやモンゴル、カザフスタンなど、様々な国に接しているため、中国の最西端であり、中央アジアの中心でもある。中国政府が打ち出す『一帯一路』(the Belt and Road)においては、中国が西へ延びるルートの中でも非常に重要な拠点であり、『一帯一路』の中心的な存在の一つ。そうした面からみても、これからますます発展していくだろう」との見方を示した。
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