Record China 2012年12月27日(木) 7時20分
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25日、英国にとって中国は遠く離れた場所であり、文化的にも関わりが薄いにもかかわらず、英国人の生活に深く関わるようになっていると伝えられている。写真は北京の天安門広場。
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2012年12月24日、英国のニュース専門チャンネル・スカイニュース(電子版)が「なぜ誰も彼もが中国に注目しなければならないのか」との記事を掲載した。英国にとって中国は遠く離れた場所であり、文化的にも関わりが薄いにもかかわらず、英国人の生活に深く関わるようになっていると伝えられている。中国・環球時報の25日付の報道。
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その要因として、記事は4点を挙げている。1つは人口。中国の人口は世界全体の5分の1を占め、人口100万人を超える都市は160を数えおり、その潜在力と影響力は計り知れない。
もう1つとして挙げているのが経済。世界で使用されているファスナーの80%、ボタンの60%、靴下の30%が中国で生産されているという事実は単に、中国が大量生産の廉価品ばかりを世界に売っているということだけを示しているわけではない。中国では電子工業分野などでの成長も著しいほか、米国債保有高が海外で最多となっており、400社を超える英国企業を買収している。記事は「欧米諸国の経済は中国の成功とは無関係ではいられない」としており、「バブルがはじけなければ」との前提で、2020年にも中国が世界最大の経済体になる可能性を示唆している。
また、注目される他の2点として、中国で高まる環境汚染問題や、装備の現代化や初の空母保有を実現した軍拡問題が挙げられており、とくに軍事については「中国は今や世界最大規模の軍隊を有している」と紹介。さらに「民族主義の高まりが周辺国や欧米諸国の不安を刺激している」と、中国の軍拡が心理的な効力を発揮しているとした。(翻訳・編集/岡田)
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