歩く広告塔、全身フルに使います―河北省石家荘市

2007年3月25日、河北省石家荘市内の繁華街で、奇妙な風体の男がうろついていた。通行人にチラシをまきながら、「私の体に広告を載せませんか？」と叫んでいる。男によると、これは「人体広告」という新しい広告手段で、「振り返ってもらえる確率100％」とアピールしている。

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一週間ほど前に陝西省から来たこの男、飲食店をやらないかという友人からの誘いに乗せられこの地にやってきたのだが、肝心の友人と落ち合うことができなかった。ならば仕方がない、どうにかして稼がねば、と雑誌記事のまねをして、「体を張って」働くことにしたという。「顔でも頭でも背中でも、とにかくお客様のお好みの部位に広告をお付けします。広告料は応相談。」とのこと。しかし、厳密にいうと、代理店を経由しない広告は「広告法」に触れるのだそうだが…。