中国のサービス分野には巨大な潜在力、中国投資に必要な新たな戦略―韓国紙

Record China    2012年12月22日(土) 21時15分

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21日、韓国紙・朝鮮日報中国語版は、記事「“メード・フォー・チャイナ”の時代がやって来た、新たな市場戦略が必要」を掲載した。中国の内需、特にサービス分野に狙いを見定めた戦略が求められている。

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2012年12月21日、韓国紙・朝鮮日報中国語版は、ゴールドマンサックスの投資アナリスト・哈継銘(ハー・ジーミン)氏による記事「“メード・フォー・チャイナ”の時代がやって来た、新たな市場戦略が必要」を掲載した。

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過去30年間、中国は世界の工場だった。今や食品から工業製品まで、多くに「メード・イン・チャイナ」のタグが付いている。しかし中国の労働コストが跳ね上がるなか、この時代は終わりを告げようとしている。

今年上半期、中国国民の収入は都市で9.7%、農村で12.4%上昇した。国内総生産(GDP)成長率7.8%を大きく上回る数字だ。今や労働コスト的には「メード・イン・チャイナ」は意味を持たなくなっている。

逆に登場したのが「メード・フォー・チャイナ」、中国のための製造だ。今や中国人は世界の高級ブランドのお得意様。さらに肉が好きな中国人のために飼料となるトウモロコシなどの需要も急成長している。

今後、中国の内需拡大は続いていく。中国政府も格差の縮小による消費増加、戸籍制度の廃止と都市化の推進などに取り組んでいる。注目はサービス分野だ。米国では消費の75%がサービス分野だが、中国ではこの比率は20%以下。大きな潜在力を秘めている。

「メード・イン・チャイナ」から「メード・フォー・チャイナ」へ。今後の中国投資はこの変化を踏まえる必要がある。(翻訳・編集/KT)

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