チャットアプリ「微信」、中国がネット革命を先導か―中国メディア

Record China    2012年12月20日(木) 15時26分

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19日、テンセントのチャットアプリ「微信」は、アップグレードのたびに利用者に喜びをもたらしてきた。海外メディアは、「微信は中国のネット関連商品は世界に進出できないという定説を覆した」と伝えた。写真は「微信」のアプリがダウンロードされた携帯電話。

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2012年12月19日、テンセントのチャットアプリ「微信」は、1.0版から4.3版に至るまで、アップグレードのたびに利用者に喜びをもたらしてきた。ユーザー数は2億人を突破したが、イノベーションが大きな功績を果たしたと言えるだろう。微信の海外版「WeChat」は東南アジアで流行しており、欧米にも進出している。「WeChat」は世界的なネット流行ツールになりつつある。国際金融報が伝えた。

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海外メディアは、「微信は中国のネット関連商品は世界に進出できないという定説を覆し、世界アプリ市場で一定のシェアを占めている」と伝えた。微信は1.0版から4.3版の間に、中国から世界へと進出したが、同時に開放の道を歩み始めた。

テンセントの張小龍(ジャン・シャオロン)高級副総裁は、「微信は業界全体に対して理想的な通信開放プラットフォームを提供する。すべての第3者は同プラットフォームを通じ、価値あるアプリをより多くのユーザーに提供できる」と語った。微信は今年5月15日に、第3者に対してAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を開放し、「会員カードのスキャン」機能を提供し、二次元バーコードを通じたO2O(オンラインツーオフライン)マーケティング方式を試みている。

テンセントはO2Oで、「二次元バーコード+アカウント+LBS+決済+つながり」という、閉ループ式のビジネス方式を構築した。道路状況の確認、クレジットカードの管理、ホテル予約、出前、共同購入などのアプリが微信を通じて提供されている。微信ナビゲーションサイトも開設された。

微信は完備されたプラットフォーム枠組を提供し、ユーザーの資源とつながりを開放する。この開放されたプラットフォームにおいて、創業者はより良いコンテンツ、製品、商品、サービスをユーザーに提供することに専念でき、管理やマーケティングなどの問題に頭を悩ます必要はない。サーバーの安定性、帯域幅、演算能力、ユーザーのプライバシーの安全性などの問題についても、同プラットフォームに解決を委ねることが可能だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)

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