Record China 2012年12月16日(日) 10時13分
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14日、中国では11月11日の独身デーの販売促進セールの記録的大成功に味をしめ、12月12日(12のゾロ目の日)にも販促セールを仕掛けたものの、狙い通りの売り上げは実現できなかったようだ。写真は12月12日にセールをする江蘇省南通市の家電販売店。
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2012年12月14日、シンガポールの華字紙・聯合早報は、中国の大手ネットショッピングサイトが11月11日の光棍節(独身デー)の販売促進セールの記録的大成功に味をしめ、二匹目のドジョウを狙って12月12日(12のゾロ目の日)にも販促セールを仕掛けたものの、狙い通りの売り上げは実現できなかったようだと報じた。
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中国の大手ネットショッピングサイトである淘宝(タオバオ)と天猫(TMALL)の11月11日の売上高は191億元(約2483億円)を達成。淘宝は当日、ライブ形式でオンライン決済サービス・支付宝(アリペイ)の取り扱い状況を伝えており、わずか37分間で10億元(約130億円)を、13時間で100億元(約1300億円)を超えるという驚異的な記録を打ち立てた。
一方、12月12日に関しては、淘宝は売上データを公開しておらず、1億5000万ビューのPVがあったことを公開しているにすぎない。多くのネットショッピング愛好者は、12月12日の「ゾロ目の日」に対して、あまり興味を示さなかったのが実情のようだ。
北京在住の翁(ウォン)さんは「11月の独身デーに購入した商品がいまだに届いていないのに、また購入する気なんて起こるはずないわ」とこぼす。大学生の劉(リウ)さんは「独身デーにたくさん買いすぎて、使い切れないほど物がある」と話した。
「ゾロ目の日」の売り上げが伸びなかった原因について、業界関係者は「独身デーとの間隔が近すぎたため」とした上で、「販売側が作り出したショッピングデーはいったん過剰になってしまえば、珍しさや希少価値がなくなり、消費者の気持ちを引き付けることが難しくなる」と指摘した。
また、割引を主体とした独身デーの時の販促企画とは異なり、今回は企画のユニークさを全面に打ち出したため、ネットショッピング愛好者の購入意欲をかき立てられなかったとの見方もある。(翻訳・編集/HA)
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