Record China 2018年12月27日(木) 12時40分
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26日、韓国・ニュース1によると、今月初めに開かれた「韓国・ベトナム食文化祭り」で事前に準備されたマッコリではなくワインを提供し非難の的となったキム・ドヒョン駐ベトナム韓国大使が、マッコリ協会に謝罪した。写真はマッコリ。
2018年12月26日、韓国・ニュース1によると、今月初めに開かれた「韓国・ベトナム食文化祭り」で事前に準備されたマッコリではなくワインを提供し非難の的となったキム・ドヒョン駐ベトナム韓国大使が、マッコリ協会に謝罪した。
先月30日から今月2日にかけてベトナム・ハノイで開かれた同イベントのVIPレセプションでは、マッコリとマッコリに合う料理が用意されていた中、駐ベトナム韓国大使館がワインとワイングラスを提供して物議を醸していた。
記事によると、同イベントに参加したウリスルのパク・ソンギ代表(韓国マッコリ輸出協議会長)は「韓国で報道が出た後、キム大使が電話で『イベントでワインを提供したことについて謝罪したい。一部の外国大使がワインを求めたので提供したものだが、考えが浅はかだった』と伝えてきた」と明らかにした。キム大使は韓国メディアとの電話インタビューでも「今回のイベントは駐ベトナム韓国大使館が毎年主催してきたが、ベトナム駐在各国の外交官を招待したレセプションは今回が初めてだった」とし、「一部マッコリが飲めないという外交官がいたためにワインを準備したのだが、考えが浅かった」と話していたという。
「ワイン騒動」が波紋を呼んだ理由は、同イベントを後援したマッコリ協会との間で「イベントではマッコリのみ提供する」との約束があったため。協会側はイベント後に大使館側に対し「異例の抗議文書」を送っていたという。
パク代表は「日本の場合、海外公館の主催イベントでは必ず日本酒で乾杯した後、別のお酒を飲む。マッコリ協会が公式的に後援するイベントでマッコリが排斥されるとは嘆かわしいことだ」とし、「大統領も外国首脳との食事の席で韓国の伝統酒で乾杯するが、在外公館は何も変わっていない。これについてマッコリ協会は外交部長官に建議し、在外公館が韓国の伝統酒に背を向ける慣行を変えるよう要請する」と話しているという。
これを受け、韓国のネット上でも「外交官の資格がないから送還して」「外交が何かも分かってない人を大使に任命したからこういうことになる」「文在寅(ムン・ジェイン)政権がやりそうなこと。もう驚きもしない」「(サッカーのベトナム代表監督の)パク・ハンソ監督が上げてくれた韓国の認知度が一瞬にして下がった」「マッコリ協会が協賛したイベントでマッコリを抜いてしまうなんて。外国人を思いやるのであれば、最初の乾杯はマッコリでして、その後は各自飲みたいものをあげればいいこと」「まともな公務員はいないの?」などとブーイングが起こっている。
ただし、一部からは「正直言って、乾杯酒にマッコリが合うと思う?」「マッコリは飲みにくい。それよりもヤマブドウ酒や高麗人参酒を準備したら良かったと思う。日本酒は飲みやすいけど、マッコリはちょっと(笑)」という声も上がっている。(翻訳・編集/松村)
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