韓国半導体市場の衰退、中国の猛烈な追い上げが背景に―韓国紙

Record China    2018年12月26日(水) 19時20分

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25日、米華字メディア・多維新聞によると、サムスンは間もなく2018年第4四半期の業績を発表するが、その業績は当初の想定を大きく下回るとみられる。資料写真。

2018年12月25日、米華字メディア・多維新聞によると、サムスンは間もなく2018年第4四半期の業績を発表するが、その業績は当初の想定を大きく下回るとみられる。

韓国紙・中央日報によると、サムスンは6四半期連続で14兆ウォン(約1兆4000億円)の営業利益を続けてきたが、それもついに終止符が打たれるとみられている。韓国国内で半導体製品の価格が大幅に下落していることに加え、大口顧客が年末に向けて在庫整理を始めており、市場全体で需要が下がっていることが背景にあるという。

また、中国の追い上げもある。中国はスマートフォン端末の分野で猛烈に韓国を追い上げているが、サムスンのモバイル部門は業績不振に陥っており、18年第4四半期の業績にも影を落とす一因となっている。

サムスンの関係者は、19年上半期には業績は回復する見通しだが、グローバル経済の成長鈍化や米中貿易摩擦の長期化といった影響で先行きは不透明だと話している。(翻訳・編集/岡田)

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