米国で生んだ子は米国籍が取れる!施設充実?のロサンゼルスが中国人の“愛人村”に―北米華字メディア

Record China    2012年12月12日(水) 22時35分

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10日、子供に米国籍を取得させるため、米国で出産する中国人が増加傾向にある。事業に成功した企業家や私腹を肥やす官僚の愛人がロサンゼルスで出産するケースが多く、現地ではその受け皿となるサービス機関も問題視されつつある。資料写真。

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2012年12月10日、子供に米国籍を取得させるため、米国で出産する中国人が増加傾向にある。事業に成功した企業家や私腹を肥やす官僚の愛人がロサンゼルスで出産するケースが多く、現地ではその受け皿となるサービス機関も問題視されつつある。北米の華字ニュースサイト・多維新聞(DWNews)の報道。

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ロサンゼルスでは産婦の受け入れ施設「月子中心」が彼女たちの新たな滞在先となっており、そのキャッチコピーは「赤ちゃんのスタートラインを米国にしませんか」といった煽動的なものとなっている。米国の法律では、米国内で生まれた子どもは親の国籍や在留資格にかかわらず米国市民として一律に扱われ、満18歳になると、米国籍と両親の出身国の国籍から自分の意志で選択することができる。

米国で生まれれば、小中高と13年間の義務教育を受ける権利が享受でき、将来の進学や就職にも有利だ。21歳になれば、その両親の移民申請も行うことができる。中国からは富豪や汚職官僚の愛人がこれを目的に米国内で出産し、これを足がかりに家族や親族を呼び寄せる。こうして生まれた子どもは「アンカーベイビー」と呼ばれている。従来、このような越境出産の主要目的地は香港だったが、香港では中国本土出身の妊婦に大幅な規制を敷き、医療機関のベッド数を地元の妊婦のために確保する措置をとりはじめた。

いっぽう、ロサンゼルス一帯では、中国出身の産婦を受け入れているサービス機関「月子中心」が数十軒ほど確認されている。こうした機関は規定により、住宅地に建設してはならない、米国籍の看護師を配置しなければならないなど厳しい条件が課せられる。しかし、実際には単に宿泊施設として登録しただけの「月子中心」も多く、周辺住民から反対運動や立ち退きを迫られるケースも出ている。今月1日にはチノヒルズ市で70人規模の抗議活動が行われ、「No illegal business(不法なビジネスをなくせ)」「No birth tourism(出産目的の観光はお断り)」などと訴えた。これを受けて4日、ある「月子中心」に市自治体から閉鎖命令が出たという。

また、ビザの問題もある。米国は妊婦の入国を禁じているわけではないが、実際の目的が観光や親族訪問ではなく出産だと見なされれば、入国を拒否される場合もある。事実、ロサンゼルス空港で入国を拒否された中国人女性もおり、今後は米国での出産が一層難しくなると見られている。(翻訳・編集/岡田)

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