Record China 2020年7月27日(月) 21時40分
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25日、澎湃新聞は、「日本人が死んでも食べたい料理はすしでもラーメンでもない」とする記事を掲載した。写真は日本のカレー。
2020年7月25日、中国メディアの澎湃新聞は、「日本人が死んでも食べたい料理はすしでもラーメンでもない」として、日本の大衆食として愛されているカレーについて紹介する記事を掲載した。以下はその概要。
新型コロナウイルスの感染が広がる中、日本人にとっての「命の食べ物」はなんとカレーだという。日本人は1年間で平均76回、つまり週に1回以上カレーを食べるそうで、2017年には日本人は100億皿のカレーを平らげ、ラーメンの60億食を大きく引き離したとのことだ。カレーはしかも日本人の間で「死ぬ前に一番食べたいもの」にも選ばれているのである。
日本のアニメやドラマ、映画を見るのが好きな人にとっては、カレーはお馴染みの食べ物だろう。「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」にはしばしばカレーを食べたり作ったりするシーンが登場する。「名探偵コナン」でも「疑惑の辛口カレー」という事件の回が存在するのだ。
カレーの起源はインドの料理にあるが、日本のカレーは全くの別物である。近代に日本海軍が英国風の煮込みカレーを日本に持ち込んで以降、日本人の口に合うようにどんどん改良が施され、今や完全に「日本の料理」へとその姿を変えた。その過程では北海道のスープカレー、広島のカキカレー、仙台の牛タンカレー、岐阜の飛騨牛カレーなど各地の名産品を具に使用した「ご当地カレー」も次々誕生した。
日本人にとってのカレーは「週に一度は食べないと気が済まない食べ物」であり、「小さい頃から慣れ親しんだ母親の味」でもあり、一方で「どんなレストランにも必ずあるメニュー」でもある。日本人がこよなく愛する一皿のカレーには、ノスタルジーと癒しの要素もふんだんに溶け込んでいるのである。(翻訳・編集/川尻)
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