米朝首脳会談の結果に苦心?文大統領の対北メッセージが“激減”=韓国ネット「内心では…」

Record China    2019年3月18日(月) 11時0分

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15日、韓国・ニュース1は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の3カ国を歴訪中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の対北朝鮮メッセージが明らかに減ったと報じた。以前の歴訪と比べると「沈黙」のレベルという。資料写真。

2019年3月15日、韓国・ニュース1は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の3カ国を歴訪中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領について「対北朝鮮メッセージが明らかに減った。過去の歴訪と比べると『沈黙』のレベルだ」と報じた。

記事によると、文大統領は13日にマレーシアのマハティール首相と首脳会談を行った。その後の共同メディアリリースで、北朝鮮への言及は「北朝鮮がASEANと国際社会の一員に加わるよう緊密に協力していくことにした。マハティール首相は韓国政府の朝鮮半島平和への努力を変わりなく支持した」との程度で、これさえも「極めて儀礼的なメッセージ」との評価が出ているという。これ以外に文大統領は今回の歴訪で北朝鮮に関する特別なメッセージを発信しなかった。

この理由について、記事は「先月ベトナムで物別れに終わった第2回米朝首脳会談の衝撃から、まだ韓国大統領府が抜け出せていないのではないかとの見方が強く、文大統領が苦心している証拠」と指摘している。

これを受け、韓国のネット上では「文大統領が北朝鮮の非核化を保証するって言ったよね?それなのに北朝鮮は核開発を続けていた。米国にうそをついたことはどう解決するのだろう?」「言いたいことは山ほどあるのに、米国が口止めしてるから。本当は言いたくてムズムズしてるのだろう(笑)」など冷たい反応が相次いでおり、「現地の北朝鮮大使館から血税を北朝鮮に送ってるんじゃないか?」などと推測するコメントも。また、あるユーザーからは「減りはしたけどしっかり言ってるじゃん」とのツッコミも見られた。(翻訳・編集/松村)

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