中国の輸出、外資系企業の製品が半分以上―中国メディア

Record China    2012年12月11日(火) 11時12分

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9日、中国・北京市で、アジア製造業協会(AMA)が主催する第6回アジア製造業フォーラム年次総会が開催された。写真は江西省九江市にある建築用タイルの製造工場。

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2012年12月9日、中国・北京市で、アジア製造業協会(AMA)が主催する第6回アジア製造業フォーラム年次総会が開催された。全国政治協商会議の●無畏(リー・ウーウェイ)副主席(●=厂の中に萬)があいさつの中で指摘したところによると、中国の製造業は数の増加から質や効率の上昇へと転換する必要があり、現段階では数の増加にとどまることなく、発展モデルをしっかりと転換し、自主イノベーションを強化し、科学技術の含有量を高め、質と効率の向上を着実に達成する必要があるという。

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●無畏副主席は次のように述べた。税関総署がまとめたデータを分析すると、中国は1507億ドル(約12兆4293億円)分の製品を輸出しており、うち外資系企業の製品が775億ドル(約6兆3919億円)を占め、半分を超える。輸入も外資が占める割合が半数近くに達する。喜ばしいデータの背後をみると、中国自身が占める割合は非常に限定的であることがわかる。中国の製造業が規模の点で米国を超えるのはうれしいことだが、投資・生産のデータをみると現実に存在する困難や問題点が明らかになる。重要な問題は中国の工業化のスタートが遅かったということや、いまだに工業化が完了していないということだ。これが現実であり、避けて通るわけにはいかない。

今回の年次総会のテーマは「グローバル経済の復興と製造業のモデル転換」で、シンポジウムでは、3D印刷技術と伝統的製造業との融合、海洋プロジェクトにおける設備製造産業の発展、ロボットとスマート設備、中国・米国間の戦略的対話、中国・欧州の製造業の対話、といった内容について深いレベルの話し合いを行った。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/内山)

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