路線バス運転手への暴力や運転妨害行為に刑法規定を明確に適用=中国ネット「重慶の悲劇が繰り返されないこと望む」

Record China    2018年12月19日(水) 23時50分

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17日、中国国務院安全生産委員会はこのほど、各地区と各関連部門に対し、重慶万州路線バス転落事故の教訓を汲み取り、路線バスの運行の安全を一層強化するよう求める意見書を出した。写真は重慶万州路線バス転落事故でのバス引き上げ作業。

2018年12月17日、中国新聞網によると、国務院安全生産委員会はこのほど、各地区と各関連部門に対し、重慶万州路線バス転落事故の教訓を汲み取り、路線バスの運行の安全を一層強化するよう求める意見書を出した。意見書では「違法処罰の力を強め、運転手を攻撃殴打するなどの方式で安全な運転を妨害する行為に対し、刑法の具体規定を明確に適用し、厳しく調査処分する」としているという。

中国では路線バスの乗客が運転手を殴ったり、運転を妨害したりする問題行動が相次いで起きている。重慶市万州区で10月28日、路線バスが川に転落し15人が死亡した事故について、原因は乗客と運転手の殴り合いだったとする調査結果が伝えられ人々に衝撃を与えた。

中国のネット上では「これほど多くの人命と引き換えに整備される法律が順守され、悲劇が繰り返されないことを望む」という声に多くの共感が寄せられていた。

一方で、「早くからそうすべきだった」「事件が起きてからでは代償があまりに大きすぎる」などの声も上がっている。(翻訳・編集/柳川)

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