72時間以内の北京滞在がノービザに=来年から実施、日本含む45カ国対象―中国

Record China    2012年12月7日(金) 18時34分

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5日、北京市政府は、来年1月1日より、第3国ビザと航空券を保有する45カ国の外国人に対し、72時間以内の滞在に必要なトランジットビザ(通過ビザ)の免除を発表した。写真は北京市内を観光する外国人。

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2012年12月5日、北京市政府新聞弁公室は、「2013年1月1日より、第3国ビザと航空券を保有する45カ国・地域の外国人に対し、これまで72時間以内の滞在に必要だったトランジットビザ(通過ビザ)の免除措置を適用する」と発表した。6日付で北京商報が伝えた。

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「72時間滞在ノービザ」について、外国人観光客の6割が興味を抱いており、北京でのトランジット(航空便乗継)を選択する外国人観光客が今後大幅に増える見込みだ。これまでトランジットで北京空港を利用していた外国人は北京市内観光をあきらめていたが、今後は3日間の滞在でそれが可能になる。

トランジットビザ免除の対象となる45カ国には、シェンゲン協定加盟国を主とした欧州諸国や米国、カナダ、オーストラリア、日本、韓国などが含まれている。

ここ数カ月、北京に入国する外国人観光客は減少傾向にあった。今回の措置は北京市の観光業界や小売業界にとっても朗報であり、乗継客が北京市内に落とす消費額に大きな期待が寄せられている。外国人が北京観光で消費する1人当たりの平均額は約1000ドル(約8万円)で、中国人の約3倍。今回の措置が実施されれば、北京首都国際空港でトランジットをする外国人の数は、2011年の35万4000人から2015年には128万人に達し、単純計算で10億ドル(約800億円)近い消費総額の増加が期待できる。(翻訳・編集/本郷)

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