2012年12月6日、今月27日公開の中国・香港合作3D時代アクション映画「血滴子」で、イーサン・ルアン（阮經天）とショーン・ユー（余文楽）が親友から敵同士になる2人を演じている。明報が伝えた。

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香港のピーター・チャン（陳可辛）監督がプロデュースを手がける3D時代劇。清朝の雍正帝が組織したとされる秘密暗殺団「血滴子」を描いている。キャストにはイーサン・ルアンやショーン・ユーのほか、中国からホアン・シャオミン（黄暁明）、ジン・ボーラン（井柏然）、プー・バージャ（蒲巴甲）など、イケメンがずらりと顔を揃える。

映画の中で、親友から敵同士になる悲しい宿命の2人を演じたイーサンとショーン。共演シーンも多いほか、2人の“あやしい”関係を思わせるシーンもあるとのことで、撮影中からすっかりカップル扱いに。ある場面の撮影では、髪の乱れを直してあげようと近づいたイーサンに「やめて！」と言い放ったショーンの姿が、スタッフ陣の爆笑を浴びたという。

撮影中は、カチンコが鳴ってわずか10秒で大粒の涙を流せるイーサンが、監督やスタッフを驚かせた。あまりに悲しそうなイーサンの姿に、思わずもらい泣きする女性スタッフの姿も。イーサンによると、仕事の過労で急逝してしまった友人を思い出すだけで、我慢できずに涙がこぼれるのだという。（翻訳・編集/Mathilda）