Record China 2012年12月6日(木) 13時44分
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4日、中国・陝西省で、ごみ処理費を支払わないレストランに対し、都市管理職員が2日連続で「嫌がらせ」ともとれる宣伝活動を強行した。
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2012年12月4日、ごみ処理費未払いのレストランの玄関前に公用車を横付けし、客が出入りできないようにしてレストランの営業妨害をしたと報道されたばかりの陝西省商洛市都市管理局が、今度は職員23人をレストラン前に送り込み、ごみ処理費の支払いを求める宣伝活動を行った。5日付で華商報が伝えた。
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4日、レストランの玄関前には都市管理局職員23人が2列に並び、レストランを訪れる客にごみ処理費に関するビラを配りながら、「このレストランはごみ処理費を支払っていない」と大声で叫んだ。これを目撃した市民は「これは強要だ。法の執行などではあるものか」と憤慨。レストランの支配人によると、都市管理局職員の車は3日午前11時頃から玄関前に置かれたまま。4日、午前9時過ぎに突然20数人の都市管理局職員が現れ、店の前で隊列を組んだ。その後、騒ぎを聞きつけた警察官2人が長時間かけて説得し、ようやく解散した。
商洛市ごみ処理費集金センターによると、このレストランが納めなければならない処理費は年間3876元(約5万円)。昨年も未払いのため、すでに7700元(約10万円)以上を滞納していることになる。今回の行動は教育と宣伝のためのもので、行政処分ではないとのこと。同センターにはレストランを相手どり訴訟を起こす経済的余裕がないため、4日に行動を起こした都市管理局職員たちは全員ボランティアだという。ごみ処理費を徴収できなければ職員の給与の支払いに影響が出るため、「なんとしてでも徴収する」意気込みだったようだ。
レストラン側は「ごみ処理費の請求がきちんとした方法で公明正大に行われるならば喜んで支払う。何の資料も文書も作成せず、いきなり店にやってきて、口頭で支払えと言われても困る」と話す。この意見には他十数人の個人経営主も賛同。「訳の分からない請求は払えない」と強気の姿勢を示している。(翻訳・編集/本郷)
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