「日本の尖閣購入資金、康師傳が3億円寄付」説、ネットに拡大も全面否定される―台湾紙

Record China    2012年12月5日(水) 10時51分

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4日、台湾の飲食メーカー大手・康師傳控股に対し、「日本が尖閣諸島を購入する資金として3億円を寄付した」とするうわさがネット上に拡大し、康師傳側は全面的に否定している。写真は康師傳の即席めん。

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2012年12月4日、京華時報によると、台湾の飲食メーカー大手・康師傳控股に対し、「日本が尖閣諸島(中国語名・釣魚島)を購入する資金として3億円を寄付した」とするうわさが、中国の簡易投稿サイト・微博上に拡大している。これに対して康師傳側は全面的に否定。「大衆の愛国心を利用し、道徳観念を失った野蛮な手段だ」と激しく非難している。

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それによると、康師傳の広報担当責任者は「(同情報について)社としても注視している」と説明。具体的な社名を明かすことは避けたものの、「ライバル他社による悪意ある情報操作で、悪質な販売手段だ」と批判した。さらに、「康師傳は生産、加工、包装など一連の製造工程を中国大陸で行っており、グループ全体で中国人8万人を雇用している。今回の問題については責任を追及し、法的手段も問わない」と表明した。

康師傳をめぐっては、9月にも「アサヒビールが出資する日系企業」との情報がネット上に拡大。康師傳側がライバル社の統一企業を“黒幕”とみて当局に調査を求めるなど、対立が深刻化していた。(翻訳・編集/AA)

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