Record China 2018年12月24日(月) 5時40分
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21日、華夏小康網は、日本人の長寿の秘訣について紹介する記事を掲載した。資料写真。
2018年12月21日、華夏小康網は、日本人の長寿の秘訣(ひけつ)について紹介する記事を掲載した。
記事は、長寿国といえばすぐに日本が思いつくと紹介。世界保健機関(WHO)の16年の統計によると、日本人の平均寿命は83.7歳だったが、一方の中国人は76.1歳で、世界的には長くも短くもなく、81年と比べると8.3歳も延びていると伝えた。
その上で記事は、「小さな海を隔てただけで中国人と日本人では寿命がこんなにも違うのはなぜなのか」と疑問を投げ掛け、日本人の長寿の秘訣には3つあると分析した。その1つが「食の多様化」だ。1985年に厚生労働省は「1日30品目を食べる」ことを推奨したほか、日本料理は薄味で油が少なく、食事量も8分目に抑えるため、長寿に貢献していると分析。しかし、日本人は醤油をよく使用するため、塩分を控えめにすることも重要だと指摘した。
2つ目は「スポーツをする社会的な雰囲気があること」だ。日本の生活はテンポが速くスポーツをする時間のない人が多いが、普段から公共の交通手段や自転車を利用することで、よく体を動かしていると分析。長野県では「健康長寿体操」を推進して高齢者が積極的に体操をしていることや、高齢になっても社会活動に参加することで運動量を保持していると紹介し、これが寿命を延ばす要因になっているとした。
3つ目は「医療保険制度」だ。日本には国民健康保険、社会保険、高齢者医療制度の3種類の医療保険制度があり、いつでもどこでも医療を受けられることが、長寿に寄与していると紹介。ほかにも、環境保護制度が厳格に実施され、公共衛生がきちんとしていることで伝染病のまん延を防いでいることや、中庸の道を行き、飲食や感情など何事も極端にならないようにしていることも関係していると分析した。(翻訳・編集/山中)
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