2018年12月8日、捜狐に、日本で間もなく1000円の「出国税」徴収がスタートすることをこれから日本を訪れようとしている人たちに呼びかける文章が掲載された。

文章は、今年4月10日に衆議院本会議で「国際観光振興法」が可決成立したと紹介。同法で来年1月7日より訪日外国人観光客および日本人が日本を出国する際、1人1回あたり1000円の税金が徴収されると規定されており、「今はもう12月。すなわち、来月の7日から日本旅行時には1000円多く税金を払うことになるのだ」と伝えている。

また、この「出国税」は2歳以上の日本人と外国人に適用され、いくつかの除外規定もあると説明。天候不良などの理由で日本に寄港し、その後他国を経由することなく目的国に到着した場合、24時間以内の乗り継ぎで日本に滞在する場合、天候不良によって乗り継ぎ時間が24時間を超えた場合などは非課税もしくは課税対象から除外されるとした。

記事は「消費税が8％から10％に引き上げられるのに加え、『出国税』も設けられる。来年実施される2つの税改正は、日本国民と外国人観光客の負担を増やすことになる。そして、来年日本に留学する予定の学生たちは、残念ながらこの関門から逃れられない」と伝えた。（翻訳・編集/川尻）