フィリピンの巡視船、再度スカボロー礁へ出発か=中国漁船の監視へ出動準備が完了―フィリピン紙

Record China    2012年11月28日(水) 10時16分

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26日、フィリピン沿岸警備隊のバリロ報道官は、巡視船をスカボロー礁(中国名:黄岩島)に配備する準備が完了し、国防省と外務省の指示を待っている状況であることを明かした。写真は中国の巡視船。

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2012年11月26日、フィリピン紙・デイリーインクワイアラーによると、フィリピン沿岸警備隊のバリロ報道官は、巡視船をスカボロー礁(中国名:黄岩島)に配備する準備が完了し、国防省と外務省の指示を待っている状況であることを明かした。環球網が伝えた。

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バリロ氏は、命令があれば、沿岸警備隊の巡視船は漁業水産資源局と共同で、スカボロー礁海域で中国漁船への監視を行うと語った。現在、同海域には中国の船舶が3隻存在するという。

また、バリロ氏は、8月に南シナ海を含む海洋での事故に対応するよう上層部の指示を受けたと述べ、「海の安全と違法操業、海洋環境の悪化への対処が重点的課題だ」と語った。

現在運用されているのは、9隻のうち6隻だけだが、バリロ氏は「沿岸警備隊はここ半年から一年で新型の船と設備を購入しており、救助やその他任務は遂行できる自信がある」とコメントした。

フィリピンのアキノ大統領は今年6月、中国船舶が海域を出て行かなければ、フィリピンも船をスカボロー礁に戻す命令を下す準備があると語っていた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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