<中華ボイス>「民主主義社会だから大丈夫!」台湾と中国本土の差―中国紙編集長

Record China    2012年11月23日(金) 18時33分

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19日、中国青年報画像編集長の賀延光氏は、「私が台湾を取材で訪れた際、総統府で抗議をしている老人を見かけた。逮捕されないのかと聞くと、彼は『大丈夫、ここは民主主義社会だから』と答えた」と体験談を伝えた。写真は台湾の総統府。

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中国と台湾は両岸の統一などに関して認識の違いがあるが、一方で同じような文化や風習を持った近い存在だともいえる。そんな双方の大きな違いは民主主義の浸透にあるのかもしれない。台湾では民主主義が行き届き、庶民に発言権があるが、中国ではいまだ庶民の発言権は確立されていない。

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2012年11月19日、中国青年報画像編集長の賀延光(ホー・イエングアン)氏は、「数日前、台北を取材で訪れた際、総統府で抗議のために立ちつくしている老人を見かけた。老人に声をかけたところ、どうやら税金についての抗議のようで、すでに15日間もこの場所に立っているという。逮捕されないのかと聞いたところ、彼は『大丈夫、ここは民主主義社会だから』と答えた。その後、老人は私に『あんた本土の記者だろ?私のことを報道してくれないか?』と聞いてきた。私はすかさず、『中国本土のことでなければ何でも報道できます』と答えた」と、民主主義が行き届いた台湾とそうではない中国本土の政治体制の違いを自身の体験談を交えて伝えた。(翻訳・編集/内山)

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