Record China 2018年11月27日(火) 16時0分
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27日、韓国で出勤中の金命洙最高裁長官が乗った車に火炎瓶が投げつけられる事件が発生した。
2018年11月27日、韓国で出勤中の金命洙(キム・ミョンス)最高裁長官が乗った車に火炎瓶が投げつけられる事件が発生した。
韓国日報など複数の韓国メディアによると、同日午前9時5分ごろ、ソウル市内にある最高裁の正門前で70代の男がキム長官の乗った車に火炎瓶を投げつけた。車は助手席側が炎上したが、現場にいた警備員らによりすぐに消火され、けが人などはなかった。男は駆け付けた警察官により現行犯で逮捕された。
男は3カ月前から同場所でデモを行っていた。警察の取り調べに対し「民事訴訟事件で主張が受け入れられず腹が立った」などと話しているという。
これに、韓国のネットユーザーからは「因果応報。国民からの信頼度が低い証拠」「最高裁が国民からの信頼と正義より金と権力を優先させてきた結果」「国民は裁判所に対し、まるで神様にでもなったかのように振る舞い、自分のために判決を下してきたというイメージしかない」「もちろん間違った行動だけど、彼だけを責められない」「気持ちとしては無罪にしてあげたい」「裁判所が国民感情とかけ離れた判決ばかり出しているから、独立闘士が現れたんだ」など、意外にも男を擁護する声が相次いでいる。その他にも、日ごろから最高裁の判決に不満が溜まっているようで、「今回ももちろん、『酒を飲んでいた』と言えば刑が軽くなるよね?」「いつも通り、彼に執行猶予をつけてね」などと皮肉の混じった声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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