今年の貿易総額の増加率、当初目標の10%を大きく下回る6%へ=GDP伸び率に届かない公算―中国

Record China    2012年11月20日(火) 7時53分

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18日、中国の2012年通年の貿易総額は6%増の見通しで、GDP(国内総生産)の伸び幅を下回る可能性がある。写真は中国・山東省の青島港。

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2012年11月18日、中国の2012年通年の貿易総額は6%増の見通しで、GDP(国内総生産)の伸び幅を下回る可能性がある。2012年中国国際貿易学会年会・国際貿易発展フォーラムでわかった。京華時報の報道。

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中国商務部によると、2012年10月単月の中国の貿易額は前年同期比7.3%増。輸出額に限れば11.6%の伸びだった。1〜10月期の貿易額は6.3%で、輸出額は7.8%増。しかし、11月に入って貿易額の下げ幅が顕著になってきた。このペースが続けば、2012年通年の貿易総額は6%増にとどまって当初の10%という目標を達成せず、さらにGDPの伸び幅を下回ることになるが、こうした状況は数年来みられなかったものである。中国国家統計局によると、2012年第3季までのGDP成長幅は7.7%、年初時点での中国政府による目標値は7.5%である。

中国国際貿易学会の沈覚人(シェン・ジュエレン)名誉会長は、世界経済の低迷や、調整のかじ取りに困難をきたしている国内経済という条件下、世界の貿易総額に占める中国の割合が依然として増していることや、貿易が中国経済成長のけん引役となっている点を評価している。中国商務部は2013年の海外市場は好転とみているが、途上国や新興国にとっては債務危機などの影響で不安定な状況が続くとの見解を示している。(翻訳・編集/愛玉)

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