Record China 2012年11月19日(月) 12時20分
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17日、浙江省温州市永嘉県のごますりが批判されている。習近平氏が総書記に就任した15日、同県は“お言葉”を刻んだ石碑の除幕式を行った。
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2012年11月17日、香港紙・明報は、浙江省温州市永嘉県のごますりが批判されていると報じた。
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15日、永嘉県政府庁舎の庭に習近平(シー・ジンピン)総書記の“お言葉”を刻んだ石碑が登場。除幕式が行われた。お言葉が発せられたのは2005年10月のこと。
永嘉県九降村の書記・鄭九万(ジョン・ジウワン)が過労のため脳出血で倒れたが、回復後に仕事に復帰した。同年11月22日、この話を聞いた浙江省委書記(当時)の習近平は「党幹部の存在が市民の心にどれだけ響くか、それは党幹部が市民の存在をどれだけ心に留めているかで決まる。鄭九万同志の先進的事績はまさにこの言葉と合致する」と発言したという。
15日、この言葉を刻んだ石碑の除幕式が行われた。盛秋平(ション・チウピン)県委書記は「石碑は習近平総書記の重要な指示を復習し理解する機会であり、同時に共産党のなんたるかを学ぶ機会だ」と演説している。
党高官が揮毫した書など偉い方の“お言葉”を飾るのは、中国では珍しい話ではない。だが習近平が総書記に就任した当日に除幕式を行うという、最速のごますりぶりがネットで話題となっている。ネットの批判を受け、上級政府が永嘉県を叱責したとも伝えられ、現地のニュースサイトからは石碑関連の報道が削除されている。(翻訳・編集/KT)
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