中国と韓国、どちらで暮らすほうが高齢者は幸せか―韓国紙

Record China    2012年11月17日(土) 21時9分

拡大

3日、中国の公園ではよく、歌やダンスを楽しみ、生活を満喫している高齢者の姿が見かけられる。中国で生活する高齢者は韓国の高齢者よりも幸せなのだろうか。写真は北京の公園で歌や演奏に興じる高齢者。

(1 / 4 枚)

2012年11月3日、韓国紙・朝鮮日報は「公園で歌やダンスに講じる高齢者、うらましいと思ったら負け!」と題した記事を掲載した。5日付で環球時報が伝えた。

その他の写真

中国の公園ではここならではの光景が見られる。集まって元気よく歌っている中高年・高齢者のグループがあちらこちらにあり、指揮者や伴奏者もいて、かなり本格的だ。高齢者たちは皆、実に元気はつらつとしていて、足を止めて彼らの歌を楽しむ人も少なくない。

上海魯迅公園でも、高齢者たちが集まる合唱団の歌声が高らかに響いている。毎回100人以上集まり、誰でも飛び入り参加できるという。なぜ合唱団に参加しているのかと聞くと、「みんなと一緒に和気あいあいと歌っていると、明るい気持ちになる。交流の輪も広がって、とても楽しい」と答えてくれた。雨の日以外は、毎週土曜日午後に集まり、彼らが青春時代を共にした歌謡曲を歌うという。

高齢者たちの楽しそうな姿は公園だけにとどまらない。将棋や二胡の演奏を楽しんだり、太極拳や剣舞の練習にいそしんだり、たこ揚げや麻雀に興じたり、鳥かごを持って散歩したりする高齢者の姿は、街中いたるところで目にすることができる。高齢者たちがみな、やることもなく、暇を持て余しているように見えるかと言えばそうではない。彼らの表情は自信に満ち、ゆとりを持って生活を満喫しており、一種の頼もしささえ感じられる。韓国ではこのような光景をなかなか見られない。

中国で定年退職した高齢者は韓国の高齢者よりもずいぶん幸せであるように感じる。それは決して金銭面の問題ではなく、文化的な違いである。中国の文学者・林語堂(リン・ユータン)氏はかつて、「中国にはお年寄りを敬う伝統的な精神文化が根付いている。高齢者が幸せな生活を送るのに最適な国である」と言っていた。「資本主義国家の韓国で暮らす高齢者たちは、社会主義国家・中国の高齢者たちよりも、果たして幸せなのだろうか」と自問自答せずにはいられない。(翻訳・編集/XC)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携