10万人がごちそうさま!鍋まつりが盛大に開催―重慶市

Record China    2007年3月22日(木) 13時18分

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2007年3月20日6時、重慶市において火鍋節が開催された。火鍋とは辛いスープの重慶市の名物料理。会場は道路沿いに2.1kmにわたって設けられ、80社以上の企業が参加した。

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2007年3月20日、重慶市において「火鍋節」が盛大に開催された。火鍋とは、辛いスープに牛の臓物や野菜を入れてしゃぶしゃぶ風に食べる重慶市の名物料理。

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会場は道路沿いに2.1kmにわたって設けられ、80社以上の企業が参加した。この広大な会場では同時に2万人が火鍋を食べることができ、延べ人数にすると10万人以上が火鍋に舌つづみを打った。また、世界各地から様々な毛肚(牛の胃袋の一つ。重慶火鍋の代表的な具材)を取り寄せた、世界毛肚展も開催された。もっとも注目を集めていたのは、音楽を聴かせて育てたという日本の牛だ。

重慶火鍋の名は中国全土で知られているが、火鍋節組織委員会が発表した重慶匯源火鍋研究所のレポートは、改めて重慶市民の火鍋好きを思い知らせた。それによると、重慶市では毎日1万6000頭分、1年ではなんと600万頭分の毛肚が消費される。牛一頭の胃袋は平均3kgなので、重さにすると年の消費量は1800万kg。これは世界の消費量の70%にも達するのだとか。

火鍋節の会場では、「私たちは重慶火鍋を愛する!1万人署名大作戦」と題された火鍋愛好者の署名活動が行われた。署名を書いた紙は100mにも達し、火鍋協会に保存される予定だという。(翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘)

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