Record China 2012年11月17日(土) 16時36分
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16日、広州日報は記事「航空券の“大安売り”、先週の搭乗率は77%にまで下落」を掲載した。写真は10月19日に武漢・バンコク線を開通させたLCC・亜洲航空。半年限定で99元(約1300円)の激安チケットを販売する。
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2012年11月16日、広州日報は記事「航空券の“大安売り”、先週の搭乗率は77%にまで下落」を掲載した。
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旅行シーズンの終了とともに中国航空市場では搭乗率が低迷している。先週は77%にまで落ち込んだ。もともと2012年通年の業績は芳しくない。稼ぎ時の第3四半期も四大航空企業の業績は前年同期比マイナス21.2%と苦しい展開となっている。乗客を確保しようと航空各社は次々と格安チケットを販売。顧客を呼び戻そうとしている。欧州往復で990元(約1万2900円)という激安価格まで登場した。
また、中国航空業界にもLCC(格安航空会社)の進出が相次いでいる。2006年に運営を開始した草分け的存在の春秋航空は毎年黒字を確保しているほか、利益率も三大国有航空企業を上回る水準をキープしている。
債務危機で苦しむ欧州ではLCCの経営にも一定の影響が生じているが、アジア太平洋地区では大きな成長が見込まれる。航空機製造大手・米ボーイング社は今後、アジアでのLCC需要が本格化すると期待感を示している。(翻訳・編集/KT)
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