サンマ漁の台湾漁船、日本当局に拘束される=詳細非公開のまま事件処理進む―中国メディア

Record China    2012年11月16日(金) 16時17分

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15日、日本と台湾にまたがる海域でサンマ漁をしていた台湾籍の漁船が日本当局に拘束された。日台関係は尖閣諸島の領有権をめぐっていまだ緊張状態にある。写真は2012年6月、中国・山東省の税関で撮影された日本からの輸入サンマ。

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2012年11月15日、日本と台湾にまたがる海域でサンマ漁をしていた台湾籍の漁船が日本当局に拘束された。日台関係は尖閣諸島の領有権をめぐっていまだ緊張状態にあるため、世論への刺激を怖れる日台当局は、水面下で静かに事件の処理に当たっているという。台湾メディアの報道を中台関係専門のニュースサイト・華夏経緯ネットが報じた。

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台湾の漁業・外交筋が現在、日本の関連当局と交渉を進めているとみられるが、台湾漁業署の蔡日耀(ツァイ・リーヤオ)副署長は「詳細を調査中で、まだお話しできることはない」としている。現段階では、台湾の漁船による日本領海への侵入があったのか、詳しい経緯は明かされていない。また、近く台湾の漁船団が尖閣諸島付近で日本への抗議活動を行うと言われており、これに絡んだ事件なのかどうかも確認が待たれる。

11月はサンマ漁のシーズンで、日台にまたがる海域では毎年多くの漁船が漁を行っているが、今回のように台湾籍の船が日本の当局に拘束されるケースは初だと言われている。(翻訳・編集/愛玉)

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