Record China 2018年11月21日(水) 21時50分
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21日、カナダ・バンクーバー近郊のラングリー市にあるセカンダリースクールの教室に掲げられていた旭日旗が、韓国人生徒らの抗議により撤去された。写真は問題の旭日旗とラングリー市の風景。
21日、カナダ・バンクーバー近郊のラングリー市にあるセカンダリースクール(中高一貫校)の教室に掲げられていた旭日旗が、韓国人生徒らの抗議により撤去された。
韓国・聯合ニュースなどによると、同校に通う韓国人生徒らは「日本の戦争犯罪を連想させる旭日旗を教室の壁に掲げておくのは非常に不快だ」とし、撤去を要求する署名運動を行っていた。署名を主導した韓国人生徒は、教材用として旭日旗が教室に掲げられていた歴史の授業に出席していなかったというが、廊下から旭日旗の使用を確認し、他の韓国人生徒らと共に先週末から署名運動を開始。その結果、19日までに現地の韓国人らを中心に約1万人の署名が集まった。これを受けて学校側は旭日旗を撤去し、「旭日旗は20世紀の歴史を学ぶための教材として掲げていたもので、その影響力や意味を議論するためのものだった」と説明したという。
これに、韓国のネットユーザーらは「立派な生徒たち。外交官には賢い人ではなく、こういう明確な歴史観を持つ人を採用してほしい」「こうして1つ1つ正していけばいい。韓国の未来は明るいと思えた」「勇敢な子どもたち。同じ韓国人として誇らしい」など称賛の声を寄せている。また、学校に対し「教材用なら、ナチスの旗と並べて掲げるべき」「ナチス=旭日旗ということすら知らない人が歴史の先生をしているなんて呆れる」などと指摘する声も見られた。
その他「どうせ一時的に撤去しただけ。数年後にはまた使われているよ」と懸念する声や、「アジア出身の生徒は他にもいるだろうに、なぜ韓国人だけが反発するの?劣等感のせい?」との疑問を示す声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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