中国人の日本旅行、ポイントは「体験」と「食」!新たなアクティビティーにも注目―中国旅行サイト報告

Record China    2018年11月22日(木) 6時40分

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20日、銭江晩報は、中国人観光客による日本旅行が、よりディープな体験や「食」を楽しむ傾向になりつつあると報じた。資料写真。

2018年11月20日、銭江晩報は、中国人観光客による日本旅行が、よりディープな体験や「食」を楽しむ傾向になりつつあると報じた。

記事は、中国の大手オンライン旅行予約サイト携程(Ctrip)が発表した「2018年中国人観光客の日本旅行報告」による、訪日中国人観光客の最新動向を紹介。今年1~9月に日本を訪れた中国本土の観光客はのべ644万5000人で、昨年の同時期より16%増加したと伝えた。

一方で、日本の政府観光局のデータでは、今年上半期の訪日観光客1人あたりの消費額が減少したことが分かり、主に中国人観光客による化粧品や医薬品の購入費用の減少が原因との分析が業界関係者から出ていることを紹介。携程の専門家による「ディープな体験ができる旅行、グルメ型の旅行が人気を集め続けており、観光客はますます日本旅行の質や現地ならではの文化体験を重視している」との解説を伝えている。

そして、春は桜、夏は海、秋は紅葉、冬はスキーや温泉と、今や日本には観光のオフシーズンがなく、四季ごとに異なる体験や遊び方ができることも、日本旅行の大きな魅力になっていると説明した。

さらに、有給休暇制度の浸透などに伴って日本旅行の滞在期間も長くなっており、現在では平均6.2日となっているという。初めての訪日客は各地を周遊する観光商品を選び、リターン客はある地域の1~2都市をじっくりと楽しむスタイルを選ぶ傾向にあるそうだ。

携程はまた、日本旅行の新たな10大アクティビティーも紹介。東京の夜景ヘリコプター周遊体験、富士山ろくの朝霧高原でのパラグライダー体験、京都での和服体験、相撲観戦、寿司づくりなどが挙げられている。(翻訳・編集/川尻

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