Record China 2018年11月16日(金) 18時40分
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15日、中国新聞網は卓球スウェーデンオープンで中国の強豪を次々圧倒して優勝した伊藤美誠が中国卓球界のパニックを引き起こすこかについて論じたコラム記事を掲載した。
2018年11月15日、中国新聞網は卓球スウェーデンオープンで中国の強豪を次々圧倒して優勝した伊藤美誠が中国卓球界のパニックを引き起こすこかについて論じたコラム記事を掲載した。以下はその概要。
伊藤は今年に入りすでに11人の中国人選手を倒している。18歳の伊藤はこれまで69回中国選手と対戦し、勝率は34.8%。これまで最も勝率が高かった福原の20%を超えている。
スウェーデンでの活躍により、多くの卓球ファンに「伊藤は必ずや中国女子卓球界の一番の研究対象になる」と感じさせた。そして伊藤本人も「徹底的に研究されるのは大歓迎。それでも勝てれば自分の実力が上がったことになるし、研究されることは自分にとって成長のチャンスでもある。決して怖くない」と語っている。
伊藤は試合中の冷静さと強い攻撃力を併せ持ち、思いがけないリターンを打って来る。近ごろの報道によると、伊藤は敏捷性とスタミナを高めるためにボクシングのトレーニングを取り入れているという。日本の卓球界では、伊藤だけでなく、平野美宇も、張本智和もまだ実力のピークに達しておらず、2年後の東京五輪こそ彼らの真の実力が発揮される時期なのである。
相手はますます強くなっているが、中国の王座の地位はまだまだ揺らいではいない。思い起こせば、中国を慌てさせた選手は伊藤が初めてではなく、平野もそうだった。しかし中国は細やかな研究と対策により、早々に平野の打法を打ち破った。伊藤に対しても同じようにできるかもしれない。
12月13日、ITTFグランドファイナルが韓国・仁川で行われ、これまで伊藤に敗れた中国選手が揃って登場する。彼女たちには面目を挽回するチャンスが十分に残されているのだ。もし、グランドファイナルや今後の大会で負けを重ねるようであれば、それこそ本当に恐れを抱くべき時なのだ。(翻訳・編集/川尻)
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