IoTで日本にいて中国工場の「見える化」を実現

Record China    2018年11月16日(金) 10時50分

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パクテラ・テクノロジー・ジャパンは14日、日本にいて中国工場の「見える化」を実現するとして、Octo IoTによるサービスを開始した。

<日中経済・新事情>

関連用語:パクテラ・テクノロジー・ジャパン、中国工場、見える化 / プライメタルズテクノロジーズ、北満特殊鋼、自動車対応、圧延機/ オズマピーアール、美ママ協会、インバウンドプロモーション / ヤマトシステム開発、日本ホテル、WEBサイト予約、免税 /伊藤園、Alipay、交通系電子マネー、自動販売機

●日本にいて中国工場の「見える化」を実現、パクテラがOcto IoTのサービス開始

パクテラ・テクノロジー・ジャパンは14日、日本にいて中国工場の「見える化」を実現するとして、Octo IoTによるサービスを開始した。

パクテラ・グループ(文思海輝技術集団)は前身の一つであるVanceInfoが1995年に北京で設立。2001年に東京オフィスを開設し、2015年にパクテラ・コンサルティング・ジャパンとした。パクテラの主力業務はITコンサルタントやアウトソーシングで、北米や太平洋州、欧州など世界各地に進出している。Octo IoTは異常監視・故障予測・履歴管理などの機能を集中監視、解析することが可能で、遠く離れた日本本社からもリモートで各中国工場の稼働状況を一元管理できる。

MES、ERP、CRMなど各企業既に導入しているシステムとの連携が可能で、自主開発であるため顧客要望によるカスタマイズもしやすく、中国各地における数多くの導入実績による知見は利用可能なデータの蓄積にも寄与しているという。

●プライメタルズテクノロジーズ、北満特殊鋼から自動車対応グレード圧延機を受注

プライメタルズテクノロジーズは15日、北満特殊鋼からハイエンドな自動車対応グレードの製品生産能力増強用として、シングルストランド式高速線材圧延機を受注したと発表した。

北満特殊鋼の本社がある黒龍江省のチチハル(斉斉哈爾)に納入され、稼働開始は2019年中頃を予定。

同圧延機の出側速度は毎秒115メートルに設計されており、プラントの年産能力は50万トン。導入により、北満特殊鋼は中国やアジアの先進的な優良鉄鋼メーカーと競合可能になる。

●オズマピーアール、有力中国人女性コミュニティーと提携し、インバウンドプロモーション

オズマピーアールは在日中国人女性コミュニティー「美ママ協会」と広報・PR業務における業務提携を締結し、コミュニティー共創型インバウンドプロモーション「C WOMAN VOICE」の提供を始める。

在日中国人女性コミュニティーを活用し、在日中国人女性に向けアンケート調査 / 座談会、商品サンプリング / イベントの体験レポート、中国人女性マイクロインフルエンサーと連携した情報発信、モニターツアー招待、ライブ配信など、商品開発リサーチや、プロモーションコンテンツ制作、コミュニティー所属のインフルエンサーによる情報発信などを行う。

●ヤマトシステム開発と日本ホテル、WEBサイト予約で免税適用とする訪日外国人向け実証実験

ヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発とJR東日本グループの日本ホテルは15日、訪日外国人が来日前に専用WEBサイトで商品を予約し、宿泊先のホテルで購入・受け取ることで免税適用を可能とする日本初のサービス「eTaxFree-Japan TaxFree Online Shopping」の実証実験を20日から実施すると発表した。

第一段として、訪日外国人に人気が高く、クロスボーダーマーケティングに積極的に取り組む資生堂ジャパンの実証実験商品予約専用サイト上の商品を対象とする。

現行の消費税免税制度においての免税適用は、実店舗で購入することが条件。同サービスでは、訪日外国人が「eTaxFree」サービスに対応した専用WEBサイトから、希望する商品を訪日前に予約し、輸出物品販売所(免税店)の許可を受けたホテルが「予約商品を仕入れ」、購入者予約者に「販売・受け渡し」を行うことで、商品を免税対象とすることができるという。

●伊藤園、Alipay・交通系電子マネー決済対応自販機の展開を開始

伊藤園は15日、Alipay(アリペイ)のモバイル決済と、交通系を含む各種電子マネーに対応した業界初の自動販売機を観光施設や都市部を中心に、11月より全国で展開すると発表した。

増加が見込まれる訪日外国人観光客への利便性向上と、国内におけるキャッシュレス化の推進に向けた決済方法の多様化を狙うことで、自社自動販売機の一層の価値向上を図る。(翻訳・編集/如月隼人

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