Record China 2012年11月8日(木) 20時13分
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6日、中国初の空母「遼寧」の設計に長年携わってきた副総設計師の呉暁光氏は「中国にとって空母『遼寧』は単なる始まりにすぎない」と発言した。写真は空母「遼寧」。
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2012年11月6日、中国船舶重工集団公司(中船重工)701研究所の国家空母工程副総設計師の呉暁光(ウー・シャオグアン)氏はインタビューに応じ、中国の海洋軍備の展望について語った。7日付で新華網が伝えた。
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国防設備建設に携わって30年のキャリアを有する科学技術者の呉氏は、今回初めて中国共産党全国代表大会に出席。その責任の大きさを痛感しているという。「私が代表に選ばれたことは、国防科学技術や国防工業に対する党の重視の表れだ」と話す呉氏は、「わが国の伝統文化は海洋分野への観念が比較的希薄だったが、改革開放後、海洋問題への関心はますます高くなっている。今後は海洋に特別な位置付けをし、海洋の合法的権益はわれわれ自身の能力で確保しなければならない」と主張した。
空母「遼寧」や北斗衛星測位システムなどの新しい国防設備の裏側には、呉氏のような国家に献身的な優秀な科学者たちが存在する。「改革開放当初は研究開発のための投資は非常に限られていて、頭脳流出も深刻な状況にあった。しかし今では多くの若い学者がこの事業に取り組んでいる」と呉氏。「空母の数は国益需要の認識と関係がある。中国が空母を何隻持つべきなのかは、国家の需要次第だ。私が言えることは、空母『遼寧』は単なる始まりでしかないということだ」と語った。(翻訳・編集/本郷)
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