2018年11月14日、環球網は「韓国の化粧品はスモッグを防げるのか？真相は…」と題した記事を掲載した。

韓国では近年、秋から冬にかけて大気汚染やスモッグが社会的関心の高い話題となっており、スモッグ対策グッズが次々と発売されている。しかし、「そうした製品には本当に効果はあるのか」と韓国・聯合ニュースが13日に報じた。

ネット上で販売されている紫外線（UV）ケアや保湿、洗浄などスモッグ対策効果をうたった化粧品など53製品を対象に、韓国食品医薬品安全処が調べたところ、効果が認められたのは25製品だけで、残りの28製品にはスモッグ対策効果はないことがわかったという。

食品医薬品安全処は、効果の認められない製品を生産、販売している企業27社に対して、商品の広告を2カ月間停止させるなどの行政処分を行うほか、虚偽・誇張の販売手法をとっているウェブサイト604カ所に対してもサイト閉鎖も含めた取り締まりを行うことを明らかにしている。

また、食品医薬品安全処は今後も検査や企業に対する指導を継続的に行うことで消費者に正しい情報を伝え、消費者の権利を守っていくとしている。（翻訳・編集/岡田）