2018年11月12日、中国新聞網によると、タイ・パタヤの警察当局がこのほど、中国人観光客から不当に罰金を徴収した男2人を逮捕した。

2人はパタヤ政府が事務作業の補助として企業を通して雇った職員で、埠頭付近でたばこをポイ捨てした中国人観光客に罰金支払いを命じた。観光客は領収書をもらわなかったことを不審に思い、警察に届け出たという。

当局によると、2人に罰金徴収の資格はなく、パタヤ政府は2人を即時解雇。同国の刑法第145条に照らし合わせると、1年以内の監禁あるいは2万バーツ（約7万円）が科せられる可能性があるという。

タイではこれまでも空港の移民局職員が中国人観光客にチップを要求し、降格させられるなどの問題が起きている。（翻訳・編集/野谷）