世界一の巨像、「炎帝と黄帝」が広場に登場―河南省鄭州市

Record China    2007年3月19日(月) 20時3分

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4月18日に行われる「中国人先祖を祭る式典」に向けて、急ピッチで整備工事が進められている、河南省鄭州市・黄河南岸地域の炎黄広場。世界一の高さを誇る巨像「農業の神・炎帝」と「軍事の神・黄帝」がたたずむこの広場には、たくさんの人々が訪れるだろう。

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2007年3月18日、河南省鄭州市・黄河南岸地域の炎黄広場では、4月18日に行われる「中国人先祖を祭る式典」に向けて、急ピッチで整備工事が進められていた。

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この炎黄広場は約15万平方メートルの面積を持つ広大な広場で、開放後は国内外各地から、大勢の観光客を迎え入れることが予想される。広場前にたたずむ2体の巨像を眺めながら人々は、驚きと感動を覚えることになるだろう。

小さな山の上に造られたこの2体の巨像は、中国の伝説に登場する「炎帝と黄帝」の胸像で、2帝合わせて「炎黄」と呼ばれ、広場の名前になっている。黄河を真下に臨み、高さは約106m。「アメリカの自由の女神像」より8mも高く、「ロシアの母親像」よりも2m高いこの像は、完成後は世界一の高さになるという。その顔のサイズだが目の横幅が3m、鼻の長さは8mで、どれほど巨大なのかが想像できる。また、1987年に始まったこの建設工事は、12階建てビル2棟分の工事量に相当するということだ。

「農業の神・炎帝」と「軍事の神・黄帝」。この2体の像は、自ら炎黄の子孫と称し、誇りにしている漢民族のシンボルになりそうだ。(編集・饒波貴子)

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