中国は東南アジアに友達がほとんどいない=運命共同体としてもっと友好を―米メディア

Record China    2012年10月26日(金) 7時10分

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24日、英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授のオッド・アルネ・ウェスタッド氏は「中国は東南アジアにほとんど友達がいない」と指摘した。写真は西沙諸島の石島に設置された「中国主権の碑」。

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2012年10月24日、英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授のオッド・アルネ・ウェスタッド氏は「中国は東南アジアにほとんど友達がいない」と指摘した。ブルームバーグなど複数のメディアが伝えた。

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改革開放からの30年、中国はASEANとの安定した協力関係の構築を外交の重要事項の1つに掲げてきた。2010年にはFTAも締結し、両者の関係は史上最も良好な時期を迎える。ところが、南シナ海問題が表面化、両者の関係も悪化の一途をたどった。ウェスタッド教授は中国に対し、「緊張と対立の緩和を図らなければ、これまで築き上げてきたASEANとの関係もすべて水の泡となる」と警告している。

教授は「中国は常に心のどこかで『我々は大国だが、彼らは小国にすぎない』という傲慢な考えを抱いている」とし、この1年でASEAN諸国は中国から離れ、その代わり米国との距離を縮めているが、これも中国の未熟な政策が引き起こした結果で、確実に自国の長期的な利益を損ねていると指摘した。

その上で、中国に対し、強硬姿勢で相手を圧倒するのではなく、パートナーたちと利害関係を深め、運命共同体として友好を深めていくというやり方を学ぶべきだとしている。(翻訳・編集/NN)

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