2018年10月30日、北京青年報などによると、中国の国内便で28日、マナー違反をとがめられた中年の女性客2人が「同情心なさすぎ」と逆ギレする光景が目撃された。

トラブルが起きたのは中国南部の南寧（広西チワン族自治区）から北のハルビン（黒竜江省）に向かう中国南方航空CZ6317便。問題の2人が座席テーブルに足を乗せたため、前の席の客からクレームが出たという。客室乗務員が2人に席の移動を求めたところ、「バレエを踊って足を痛めたから移動は無理」と拒否。さらに自分たちに文句を言った客を「同情心がなさすぎる」と非難したという。

中国では先日、高速鉄道で他人の席を占拠した男性客がネットで大炎上したばかりだ。今回の2人に対しても、ネットからは「テーブルって機内食を置くあのテーブルでしょ？」「飛行機の利用を禁止して」「こういうトラブルは増えているのに解決策はゼロ。これが続くとマナー違反者はさらに幅を利かせてしまう」「バレエの名が最も汚された例」「2人の後ろの客も同じことをやってみたら良かったのに」など多くの批判コメントが寄せられている。（翻訳・編集/野谷）